【No.18】幸いな結婚と家庭作り
2002.5.5 礼拝メッセージ   マタイ 5:27〜32  園 謙慈牧師
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性は神がお与えになった賜物である。神が祝福された
幸いな結婚と家庭作りについて学ぼう。
@「姦淫」とは
 神は性欲を否定してはおられない。
 イエスもカナの結婚式(ヨハネ2章)を祝福された。
 霊は聖く肉体は汚れという二元論でもなく、
 禁欲、純潔が尊いのでもない。神は性的不道徳を忌み嫌われる。
 パリサイ人・律法学者は、実際に行わなければよいとしたが、
 たとい実行しなくても、心の中で情欲を持つならば、
 心は汚れ、罪へとつながる。
 内面の清さを求めるように、イエスは促される。

A誘惑はどこからくるのか
 パリサイ人、律法学者は、誘惑は外から来ると考えた。
 女は誘惑する罪の原因と。
 だが、心の中に誘惑の温床となる欲望が潜んでいる。
 誘惑の原因を取り除くのは容易ではないが、
 そのまま放置しておくなら、やがて破滅に至る。
 現代は恐ろしくモラルが低下し、罪の意識が麻痺した時代である。
 誘惑の芽が小さいうちに速やかに取り除き、永遠のいのちに備えよう。
B離婚について 
 夫による身勝手な離縁状は無効。
 イエスは聖なる結婚を重んじられた。
 離婚は神のみこころではない。
 幸せな結婚生活、家庭作りを目指していながら努力はせずに、
 それを求める夫婦が多いのではないだろうか。
 お互いの勝手な心が問題である。
 なぜ、イエスはここまで厳しく語られるのだろうか。
 私たちが内面の醜さに気づき、
 へりくだって神の憐れみを求めるように導いておられる。
主なる神を中心とし、夫婦は真実に愛し抜こう。
愛と平和に満ちた結婚生活を築くことが神のみこころである。