【No.20】教会誕生と私たち
2002.5.19 ペンテコステ礼拝メッセージ   使徒 2:36〜47  園 謙慈牧師
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ペンテコステ。
イエスの復活50日目に、弟子たちに聖霊が傾注され、
そこに教会が生まれた。
初代教会の信仰姿勢を通して、健全な教会観を学ぼう。
@教会の存在理由
 教会は人間が意図した集団ではなく、
 神が意図し、集められた、聖霊によって作られた集団である。
 神の力により、教会を媒介として救いのみ業をなさる。

A聖霊充満による変化
 ペテロが福音を語ると変化が生じた。それは
 罪の自覚(認罪)が起こされ、神を求める心(求道心)とせられ、
 悔い改め(改心)に導かれ、バプテスト(洗礼)に至る。
 罪が分からなければ、救いはない。
 神に心を向けると、聖霊の働きにより、信仰が与えられる。
 
B教会に根付く信仰 
 気の向く時だけ教会に行こう、という自己中心信仰では根付けない。
 教会を出た途端、世的になる日曜だけのクリスチャンもいる。
 しかし、初代教会はつねに教会に関わった。
 教会に深く根を張ろう。
 そうすれば、たとい枯れたように見える信仰も神は回復してくださる。
 信仰が後退しているなら、教会全体の罪として捉え、祈りつづけよう。
 聖霊は助けてくださる。

C一致させる聖霊
 聖霊は一致させ、悪魔は分裂させる。
 すべての信徒が、神に選ばれ遣わされている。
 互いの違いを認め、受け入れよう。
 教会の中心は人間ではなく、キリスト・イエスである。
 信徒はキリストにあって、喜びも悲しみも信仰も共有する。

D建て上げるのは聖霊
 教会の成立に、有能な人間の有無は大きな問題ではない。
 なぜなら、それは人間によるのではなく、聖霊の働きによる。
 大切なのは頑張りではなく、自分を捨てることである。
 神に心を向け、神との交わりを第一にしよう。
 そこに聖霊の働きを見ることができる。 

基本(初代教会のあり方)に忠実に生きよう!
教会の発展はここにあり!