@人の考える完全 時代背景を考え、真理を読み取り、律法の正しい精神を知ろう。 1.「目には目を、歯には歯を(マタイ5章38節)」とは、 受けた以上に復讐する人間の罪性ゆえに、 歯止めとして与えられた律法。 復讐を許すものでもなければ、神のみこころでもない。 2.「隣人を愛し、敵を憎め(マタイ5章43節)」 隣人を愛するだけの、寛容さを指摘するイエス。 人間の考える完全は、自分に都合のよい狭い完全であり、 それは神(愛)抜きの不完全なものである。 規則より思いやりを大切にしよう。 『わたしが好むのは、あわれみであって、いけにえではない』 (マタイ9章13節) |
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A神の完全(愛による完全) 赦すこと、愛することは、生まれつきのままの人間にはできない。 父なる神は、相手によって態度を変えられることをせず、 悪人であっても恵みを施される。 だが、私たちは相手の応答次第で反応が変わる。 神はご自分を憎む者のために命を捨ててくださった。 キリスト者は神の完全を追及して生きよと、促されている。 自我の強情さ、プライドの高さ等、自分へのこだわりを捨てよう。 |
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B神の愛の完全に生きる 好きという感情ではなく、意志によって愛そう。 相手を認め、相手に関心を持ち、相手を尊敬する。 愛することの第一歩はあいさつ(心を開くこと)から。 ユダヤ人のあいさつ【シャローム】は、相手の祝福を祈ること。 神の愛は祈りによって与えられる。 今、赦せない愛せない相手がいるなら、神に素直に祈ってみよう。 神の完全とは、完全無欠ではない。成熟するということだ。 神から与えられる「神の愛」によって、完成されていくのである。 |
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神の愛を祈り求めよう。! |